グルーヴィタイム(ルミナスグルーヴの13) 第2戦


キャロットクラブ出資愛馬第27号は、好調ハービンジャー産駒の馬。

父ハービンジャーは晩成血統と思われたが、初年度産駒が2歳戦から活躍。特に我が愛馬クラージュシチーは未勝利戦で10馬身差をつけて圧勝。大物感が窺えた。このまま産駒が走り続ければハービンジャーの種付料は高騰し、小口の私としてはやがて手が届かなくなるだろう。安価な今が買い時と判断。

また、母は未勝利馬ながら祖母に名牝エアグルーヴを持つ良血。馬体は良く思えなかったハープスターがあれだけ活躍したように、やはり血のなせる業は大きい。その良血の母の産駒が牡馬で募集価格2000万円とくれば、どう考えてもお買い得。母が未勝利馬だったこと、1月生まれなのに明らかに小柄なことなどからこの値付けと思われるが、総じて非常に魅力的な馬。

今後の成長力次第ながら、2つ3つは勝って欲しい。

初戦の前走は事前の調教で同じ2歳馬相手に千切られマクリどうなることかと思ったが、出遅れながらもスローペースで不利な展開にもかかわらず最速上がりで直線だけで8頭をごぼう抜きで5着と掲示板を確保。

素質は感じられたし、これなら勝ち上がれそう。2戦目の今回は馬券圏内を目指したい。


前走後、大きな馬体の傷みはないものの、ゲート練習からデビューまでずっと続けて調整をしてきたので、このタイミングで一度リフレッシュすることになり、10月6日にノーザンファームしがらきへ放牧に出ました。

12月26日に栗東トレセンに帰厩しました。

予定通り1月23日 京都5R 3歳未勝利 芝1600mに出走。

フルゲート16頭のところに想定数は16頭。グルーヴィタイムは節が空いているので出走は確実。信頼できるクラブ公式HPでも”出走可能A”のジャッジ。結局16頭で確定。

鞍上は今年初来日し、先週プロフェットで重賞を制したアイルランドのシェーン・フォーリー騎手。正直、私の中では腕はまだまだだと思うが、こういう人気薄で存在感を示して欲しい。


10着/5番人気。

他馬に擦られて掛かってしまいというのはわかるが、それでも前週まで追い切りで終い脚が上がっていたように、早々に手応えがなくなり失速。

私の思う追い不足が露呈した形。1度使われて次は少しは解消されると思うが、それにしても負けすぎで馬体にも成長はあまり見られず勝ち上がりすら心配。


レース回顧と時計の分析、レース後のシェーン・フォーリー騎手と西村真幸調教師のコメントを掲載。

(2016年1月26日完結)

2015年10月8日立ち上げ

●前走後、大きな馬体の傷みはないものの、ゲート練習からデビューまでずっと続けて調整をしてきたので、このタイミングで一度リフレッシュすることになり、10月6日にノーザンファームしがらきへ放牧に出ました

 我らが愛馬グルーヴィタイムの初戦の前走は、事前の調教で同じ2歳馬相手に千切られマクリどうなることかと心配しましたが、出遅れながらもスローペースで不利な展開にもかかわらず最速上がりで直線だけで8頭をごぼう抜きで5着と掲示板を確保してくれました。

 素質は感じられましたし、これなら勝ち上がれそうと安心しました。2戦目の今回は馬券圏内を目指したいですね。


 前走後、大きな馬体の傷みはないものの、ゲート練習からデビューまでずっと続けて調整をしてきましたので、このタイミングで一度リフレッシュすることになり、10月6日にノーザンファームしがらきへ放牧に出ました。

 放牧期間中に少しでも馬体が大きくなってくれれば有り難いですね。レース前に急成長したようにまだ成長しているように感じますし期待しています。そして次走はできるだけ現地で応援したいですね。

これ以降は2015年12月26日に作成

●12月26日に栗東トレセンに帰厩しました

 12月26日に臨時更新されましたクラブ公式HPグルーヴィタイムの近況報告によりますと、10月6日からリフレッシュ放牧の為ノーザンファームしがらきへ放牧に出ていたグルーヴィタイムは12月26日に栗東トレセンに帰厩したということです。

 とにかくまだ1つ勝っていない馬ですから、早く戻して競馬に使い、1つ勝って安心させて欲しいとずっと思っていました。初戦の内容からは十分勝ち上がれそうですもんね。

 これで5日の正月競馬も使えますし、その次の9日〜11日の3日開催でも使えますね。2戦目の次走が非常に楽しみです。

これ以降は2016年1月20日に作成

●追い切り情報(1月20日更新)

前走前 9月30日 栗東坂路 良馬場 馬なり余力
1回
助手
4F 54.3
3F 39.1
2F 25.8
1F 13.2
エイム(2歳新馬)一杯を0.4秒先行0.4秒遅れ



12月31日 栗東坂路 良馬場 馬なり余力
1回
助手
4F 57.7
3F 43.0
2F 28.4
1F 14.1


1月3日 栗東CW 良馬場 一杯に追う

助手
4F 52.0
3F 39.0
1F 12.3[8]
キタノポーラー(3歳新馬)一杯の内1.7秒先着


1月7日 栗東坂路 良馬場 一杯に追う
1回
助手
4F 55.0
3F 39.0
2F 25.6
1F 13.2
キタノポーラー(3歳新馬)叩き一杯を0.2秒追走0.4秒先着


1月9日 栗東坂路 良馬場 馬なり余力
1回
助手
4F 61.4
3F 44.0
2F 29.2
1F 14.7


1月11日 栗東坂路 良馬場 馬なり余力
1回
助手
4F 54.7
3F 40.3
2F 26.7
1F 13.2


1月13日 栗東坂路 良馬場 馬なり余力
1回
助手
4F 61.3
3F 44.4
2F 28.5
1F 13.9


1月14日 栗東坂路 良馬場 一杯に追う
1回
助手
4F 55.1
3F 40.3
2F 26.7
1F 13.9
ワンアフター(3歳未勝利)末強めを0.1秒先行1.0秒遅れ


1月17日 栗東坂路 良馬場 馬なり余力
1回
助手
4F 59.5
3F 43.4
2F 28.5
1F 13.5


1月20日 栗東坂路 重馬場 馬なり余力
1回
フォーリー
4F 54.2
3F 39.4
2F 25.5
1F 12.7
タイセイラナキラ(3歳新馬)馬なりを0.1秒追走クビ遅れ
 12月31日、馬体重が変わっていないのでそんなにしっかりと追い切れないんですよね。もう3歳ですからもう少し馬体が成長して欲しかったですね。出走前に1本強めに追い切ってという感じでしょうね。取りあえず、帰厩後の時計がでましたし順調で何よりですね。

 1月3日、併走相手を1.7秒も千切ったと言えばどれだけ凄いのかというところですが、相手は未出走馬でバテただけで1.7秒という数字自体は過大評価は出来ません。しかし、自身は終い12.3秒としっかりと伸びていますし、相手の動き云々を抜きとしても良い動きだと思います。
 競馬ブックでは”一応先着したが”とまだまだグルーヴィタイムの動きには不満な様子。デイリー馬三郎は”追毎良化B”と高評価をいただいております。
 以下は同日(1月3日)更新されましたクラブ公式HPグルーヴィタイムの近況更新です。
「年末の12月26日に無事帰厩しており、その後も順調に乗り込みが続けられています。今朝はCWコースで併せて追い切りました。4ハロンから時計を出していって手元の計測で全体が52秒フラット、ラストも12秒3をマークして先着を果たしてくれました。相手が思っていた以上に動かなかったということもありますが、この馬自身も最後までしっかりとした脚取りでしたからね。普段から馬っ気を出したりまだ全体的に幼いところは残っていますが、以前と比べても動きは良くなっていますし、成長は感じられますよ。少し追走に苦労した初戦の内容からも今度は距離を延ばす予定ですが、今のところは早ければ3週目、もう1本必要そうならば4週目の番組を目指していくつもりです」(西村師)17日、もしくは23日の京都競馬(3歳未勝利・芝1600m)を目標にしています。
 このように西村真幸先生としても調教に関しては良い手応えのようです。馬っ気を出すなど集中できていない部分は競馬においても随分マイナスですが、以前よりも成長も感じるということで、前走以上を期待しております。
 次走は1月17日 京都5R 3歳未勝利 芝1600m 混合または1月23日 京都5R 3歳未勝利 芝1600mに出走予定ということです。

 1月7日、今度は坂路で一杯に追い切られました。併せた相手は前回終いでバテた馬ですから、今回も0.4秒も先着と言っても手放しで喜べませんが、グルーヴィ自身もまずまずの走りですね。ただ、この全体の時計なら、終いは12秒台で上がって欲しいですよね。小柄で馬格のない馬が一杯に追い切られているということは評価したいですね。
 デイリー馬三郎では”まずまずC”という評価です。

 1月9日、15−15程度の追い切りですが、途中で少し行きたがりチグハグな時計となっています。

 1月11日、自己ベストに近い時計で追い切られました。全体の時計が54秒7ということで、終いは12秒台で上がって欲しいところですが、自己ベストの時も上がりは13秒台ですしこんな感じなのでしょうね。格段に良いとも思えませんが、悪い事もありません。

 1月13日、終いだけ14秒で追い切られました。明日しっかりと時計を出すのでしょうね。

 1月14日、全体の時計が55秒1と平凡なのに終いが13秒9もかかっているのは何とも良くないですね。併走した同格の馬に大きく千切られています(滝涙)。追い切り駆けをする馬では無さそうですが、非力さを感じます。現状芝しか走れないでしょうね。
 デイリー馬三郎では”伸び平凡D”と最低評価です。そりゃそうでしょうね(涙)。
 以下は同日(1月14日)更新されましたクラブ公式HPグルーヴィタイムの近況更新です。
「先週は木曜日に坂路で追い切り、併せて全体が55秒、終い13秒3でした。時計的には強調できるものではありませんが、動き自体は帰厩してから少しずつ良くなってきていたんです。ただ、今朝行った坂路での併せ馬では思っていたほど動くことができずに終いも13秒9。相手にも先着を許してしまいました。もっと走れていいと思うのですが、この感じだとまだ良化の余地はありそうです。早ければ今週の競馬も視野に入れていましたが、目標を来週に切り替えてしっかりと調整していきたいと思います」(西村師)23日の京都競馬(3歳未勝利・芝1600m)に出走を予定しています。
 西村真幸先生としてもやはりイマイチの感触のようです。出走予定を来週にするのは当然ですが、もう少し時間を取ってもいいかも知れません。しかし、次週使うんでしょうね。

 1月17日、木曜日の追い切りでは終いで脚が上がってしまいましたので、テンはゆっくりで終いを伸ばす調教を課せられました。あとは速い追い切りでも終いまでしっかりと伸びてくれれば良いのですが。

 1月20日、本番で騎乗するシェーン・フォーリー騎手に追い切っていただき、自己ベスト(栗東坂路 4F54.3 − 13.2)を僅かに更新しました。4Fの時計は自己ベストと比べてコンマ1秒ですが、終いが12.7ですから、今回の方がはるかにいい動きです。過去最高の状態と言って良いでしょう。
 ただ、体重の軽いジョッキー騎乗にしては全体の時計はそんなに威張れるものではありませんし、併せた未出走馬に最後は遅れを取っています。ここはずばり先着して欲しいところですよね。
 私ほっさんの追い切り評価は「B+」です。先週までの追い切りの動きがさっぱりでしたから正直もう1本欲しいところですが、良い騎手を確保できましたし最低限出ても問題ないレベルだと思います。前走以上の着を期待ですね。
 競馬ブックでは”余裕ある動き”、デイリー馬三郎では”仕上良好B”といずれも高い評価です。
 以下は同日(1月20日)更新されましたクラブ公式HPグルーヴィタイムの近況更新です。
 「今朝はレースでも騎乗予定のフォーリー騎手に跨ってもらって坂路で追い切りました。先週に坂路で行った併せ馬では終いの動きが案外だったので少し心配していたのですが、今朝はラストまでしっかりと動くことができていましたから、この分ならば大きな問題はないでしょう。ジョッキーにも感触を掴んでもらえたと思いますし、今週の競馬に向けての態勢は整いました。気性面でも相変わらず幼いところがあってまだこれから良くなってくるタイプの馬だと思いますが、デビュー戦でも見どころはありましたし、休み明けの今回は1ハロン延長もプラスに出るはず。いい競馬を期待したいですね」(西村師)23日の京都競馬(3歳未勝利・芝1600m)にフォーリー騎手で出走を予定しています。

 確かに先週までと違って最後までしっかりと動けていたことは評価できますよね。西村真幸先生から見てもまだまだこれからの馬という評価ですが、この状態で勝ち負け出来るのなら将来は楽しみですよね。期待しています。

●気になる出馬想定表(1月23日 京都5R)

出馬想定表 1月23日 京都5R 3歳未勝利 芝1600m フルゲート  頭 想定数16頭
馬名 予定騎手 前走 過去着順 追い切り
アスカタイシ 酒井学 12/27 新馬 阪神芝1800 12
エイシンシシオウ 12/26 新馬 阪神芝1400
エイシンヒアゴーズ 武豊 12/26 新馬 阪神芝1400
カチノハナ 12/06 新馬 阪神芝1400 11 18
キャバレリアル 12/19 未勝利 阪神芝2000 12 15
グランプリアクセル 池添謙一 12/27 未勝利 阪神芝1400
クリノサンレオ 12/20 未勝利 阪神芝1800 10 17
グルーヴィタイム シェーン・フォーリー 10/04 新馬 阪神芝1400 B+
コーディネーター 和田竜二  1/05 未勝利 京都ダ1200 10
ゼットマックイーン 12/20 未勝利 阪神芝1800 12
ディープエクシード クリストフ・ルメール 12/26 未勝利 阪神芝1600
ドルフィンマーク デクラン・マグノドー 12/26 未勝利 阪神ダ1400 14
ナムラエミリー 12/27 未勝利 阪神芝1400 17 14
ナーウル ミルコ・デムーロ 12/26 未勝利 阪神芝1600
ヒルノサルバドール 古川吉洋  1/11 新馬 京都芝1600
フォーアライター 浜中俊 10/31 新馬 京都芝1600

表中 「優」は前4節以内の優先出走権を持つ馬 数字は優先出走順位 騎手の太字は乗り替わり予定

フルゲート16頭のところに現在16頭出馬想定されています。信頼できるクラブ公式HPでは”出走可能A”のジャッジです。

これ以降は2016年1月22日に作成

●出馬確定表

出馬想定表 1月23日 京都5R 3歳未勝利 芝1600m 出走16頭
馬名 騎手 前走 過去着順 追い切り
アイアンマン 川田将雅 12/27 未勝利 阪神芝1400 10
アスカタイシ 酒井学 12/27 新馬 阪神芝1800 12
イチザアイバー 義英真 12/19 未勝利 阪神芝1200 15 15
エイシンヒアゴーズ 武豊 12/26 新馬 阪神芝1400
オールインワン 太宰啓介 12/26 新馬 阪神芝1400
カイ 小牧太 12/20 未勝利 阪神芝1800 14 10
グランプリアクセル 池添謙一 12/27 未勝利 阪神芝1400
グルーヴィタイム シェーン・フォーリー 10/04 新馬 阪神芝1400 B+
ゼットマックイーン 松若風馬 12/20 未勝利 阪神芝1800 12
ディープエクシード クリストフ・ルメール 12/26 未勝利 阪神芝1600
ドルフィンマーク デクラン・マグノドー 12/26 未勝利 阪神ダ1400 14
ナムラエミリー 国分優作 12/27 未勝利 阪神芝1400 17 14
ナーウル ミルコ・デムーロ 12/26 未勝利 阪神芝1600
フォーアライター 浜中俊 10/31 新馬 京都芝1600
ヤマニンラファール 田中健 12/27 未勝利 阪神ダ1200 13
リーゼントフォルテ 秋山真一郎 12/20 未勝利 阪神ダ1400 13 10 11

表中の「増」は出走想定表に載っていなかった馬 騎手の太字は乗り替わり

●京都芝1600mコース解説

 フルゲートは18頭。春季開催(重賞除く)は16頭。スタート地点は向正面2コーナーのポケット。
 内回りで使用されるレースは芝1400mと同じで、2歳、3歳限定の新馬、未勝利、500万クラスのレース。
 スタートから3コーナーまで直線で、距離も十分にあるため、マイル戦にしては前半は落ち着きやすい。
 特に新馬戦などは、折り合い癖をつけてゆったり走らせたいと思う気持ちがあるため、上がり3ハロンの勝負になることもめずらしくない。
 3コーナー入り口の坂の頂上付近までにいい位置を取って脚を溜めて、直線での末脚比べとなる。ただし、新馬や未勝利戦では、後方に待機して強烈な末脚を使える馬はそれほど多くない。
 将来的には、差し、追い込み馬であってもデビュー直後は力の違いで先行できてしまう。したがって、数字上は逃げ〜先行での好走が最も多くなっている。

有利な枠順 8枠不利
有利な脚質 逃げ〜先行
ポイント 最後の直線での末脚
種牡馬ベスト ディープインパクト、ゼンノロブロイ、アドマイヤムーン
連対騎手ベスト 川田将雅、福永祐一、松山弘平、四位洋文、浜中俊
推定勝ちタイム 良馬場 稍重馬場 重馬場 不良馬場
2歳新馬 1分36秒0 1分36秒8 1分38秒2
2歳未勝利 1分35秒7 1分37秒0 1分39秒5
2歳500万 1分35秒4 1分37秒9
3歳新馬 1分36秒8 1分37秒0 1分36秒9
3歳未勝利 1分35秒7 1分36秒6 1分37秒4 1分40秒0
3歳500万 1分35秒0 1分35秒4 1分37秒1 1分38秒0
古馬500万 1分34秒6 1分35秒6 1分37秒9

●騎手はシェーン・フォーリー騎手 ほっさん評価「D」

 今回のグルーヴィタイムの鞍上はシェーン・フォーリー騎手です。今年初来日した愛国のジョッキーで先週プロフェットで京成杯GVを勝ちました。しかし、そんなに騎乗が巧いと思える騎手でもありません。もちろん、来日してまだ間もないですから、日本にもそんなに慣れていないでしょうし、これからグングン勝ち星を積み上げていくとは思いますが。

 当然、我が軍団の愛馬に騎乗していただくのも今回が初めてです。若いジョッキーですし、これから長く良い付き合いをして行きたいですね。


 JRA全成績は2016年1月22日現在37戦3勝(重賞1勝)、勝率8.1パーセント、連対率10.8パーセント。



 シェーン・フォーリーは1988年3月11日生まれの28歳。アイルランド国籍。2007年アイルランド騎手免許取得。2014年482戦40勝 (アイルランドリーディング 6位)、2015年537戦 64勝 (アイルランドリーディング3位)。本年が初めて短期免許での来日となる。

 ネットで調べるとアイルランドの若手ナンバーワンジョッキー、アガカーン殿下が預託するハルフォード厩舎の主戦ということ辺りの情報しかありません。

 そんなに期待の出来ない騎手でもないようですね。


 ほっさん愛馬での成績

 初騎乗

●専門誌の印と評価

競馬ブック

見解

「フォーアライターの初戦は勝ち馬にうまく乗られたが、外を回って好内容の2着。素質がある。ひと息入れてソエが治まり、動ける態勢。勝ち負けに。ディープエクシードはとにかく堅実。2走目アスカタイシ注。」


短評は「主力対等」



予想家の印
馬名 長岡利 山田理 西村敬 CPU
グランプリアクセル
フォーアライター
エイシンヒアゴーズ △△
アイアンマン
ディープエクシード
カイ
ゼットマックイーン
アスカタイシ
ドルフィンマーク
ナーウル
グルーヴィタイム △△ △△
オールインワン △△
二重△は△△で処理
あとは無印



予想オッズ
馬名 予想オッズ
ディープエクシード 3.1
フォーアライター 3.3
エイシンヒアゴーズ 6.4
ナーウル 8.8
アスカタイシ 13.6
グルーヴィタイム 14.4
アイアンマン 15.3
グランプリアクセル 20.3
オールインワン 20.5
以下25倍以上省略



スピード指数

馬名 最高値 3走前 2走前 前走 評価
グルーヴィタイム 63 63
ディープエクシード 79 79 70 77
フォーアライター 71 71
エイシンヒアゴーズ 58 58
ナーウル 70 51 48 70
アスカタイシ 49 49


デイリー馬三郎

本紙の見解

「前走の◎エイシンヒアゴーズは上手な立ち回りと機敏な反応を示し、狭いところを割る根性も発揮。稍重で時計は平凡だが、中身の濃いA着と判断できる。内回りの千六もこの馬のセンスが生きる。前進だ。堅実な○が逆転候補に。〈吉田〉」

◎ エイシンヒアゴーズ
○ ディープエクシード
▲ アイアンマン
× アスカタイシ
☆ ドルフィンマーク
△ フォーアライター
△ ナーウル
△ オールインワン


グルーヴィタイムは本紙無印(>_<)


グルーヴィタイムは全13記者中 ×(4番手評価) 1記者、☆(5番手評価) 2記者、△(6番手以下評価) 3記者、無印 7記者

●前走レース後の騎手・調教師・専門誌のコメント

グルーヴィタイム(5着)

 「ペースが遅かったけど、馬込みで我慢できていました。広いスペースがありませんでしたが、捌きながら最後まで脚を使えています。収穫のあるレースでしたね。」(柴山雄一騎手・競馬ブック)

 「もう少し前に行きたかったけど、道中は程よくハミをかんで走っていた。ペースが遅かったけど、馬込みの中で我慢していたし、最後はスペースがない中、さばきながらよく伸びていた。このペースであれだけの脚を使えたのは収穫でしょう」(柴山雄一騎手・デイリー馬三郎)

 「ちょっとハミに敏感なところがあるようで、返し馬ではコーナーを曲がるのに苦労するほどでした。レースでは最初はなかなか行き脚がつかなかったのですが、しばらくしてからはうまく流れに乗ることができましたし、ペースが遅い中であの位置からよく追い込んできてくれましたね。最後までいい脚を長く使うことができました。まだまだ気性的に幼いところはありますが、それも成長するにつれて解消してくるでしょう。一度競馬を経験したことは大きいはずですし、これからどんどん良くなってくると思いますよ」(柴山雄一騎手・キャロットクラブ公式HP)

 「1週前あたりから筋肉量が増えてきて、馬体も思ったよりしっかりした状態でレースを迎えることができました。ただ、まだ気性の方は子供っぽく、ジョッキーによるとレース中手前をコロコロ替えたり、追い出したら怒っていたりと幼さを見せていたそうです。それでもこの内容ですから、能力は高いですね。この後は短期でひと息入れて、次走に備えたいと考えています」(西村真幸調教師・キャロットクラブ公式HP)
 「出遅れて中団後ろ。内目でタメて4角からスパート。直線では馬場の中ほどに持ち出し、ゴール前でジワジワ脚を使って入着」(競馬ブック)

●各陣営のコメント

グルーヴィタイム

 「疲れがあったので放牧でリフレッシュ。いい状態で帰ってきた。好レースを。」(西村真幸調教師・デイリー馬三郎)

 「少し距離が短い感じがした初戦で5着。今週はジョッキーが乗って感触を掴んでくれたし、久々でも楽しみだよ。」(西村真幸調教師・競馬ブック)

●ほっさん予想

 初戦は直線だけの競馬で5着。終いの脚は素晴らしいものがありました。

 あれから3か月ぶりですが、イマイチ成長を感じません。小さかった馬体重もほとんど変わりないようですね。それでも追い切りの動きは過去最高でそこは高く評価できます。

 しかもこのレースは前走1番人気2着馬が3頭もと、なんとも豪華過ぎるメンバーです。メンバーが水準級のレースなら勝ち負け必至と高らかに宣言しますが、このメンバーだと自信はあまりないですねぇ。何とか最低限次走への優先権を確保して欲しいですし、掲示板には入って欲しいですね。

これ以降は2016年1月26日に作成

●パドック

 グルーヴィタイムの馬体重は前走プラス4キロの428キロ。前走から3か月以上が経ちましたが、ほとんど成長を感じません。

 パドックでは落ち着かない感じでしたが、見た目の馬体はなかなか良かったですね。ただし、先週まで追い切りで息が上がっていたように、中身はと言うとまだ出来ていないんでしょうね。

●レース 

 グルーヴィタイムのスタートは良い方で、馬なりで10番手の外へ。向正面で一旦6番手。さらに3コーナーでは3番手まで上がります。スタートしてぶつけられて行きたがってしまったようです。

 直線に向くと脚色は悪く、アッサリ遅れを取り勝ち負けから脱落します。結局10着で入線。ここまで負けるとは思っていませんでしたのでガッカリです。

●時計の評価

 今回のグルーヴィタイムの走破時計は1分36秒1良馬場でした。競馬ブック誌の推定タイムは良馬場で1分35秒2、勝ち馬の時計は1分34秒5でした。

 やはり豪華メンバーのレベル高い1戦でしたが、それにしてもグルーヴィタイムは全くの凡走でした。やはり追い切り本数が足りてませんでしたね。

●レース後の騎手・調教師のコメント

グルーヴィタイム(10着)

 「途中まではスムーズだったが、ぶつけられて外へ振られてからは、前に壁も作れずタメが利かなくなってしまった。」(シェーン・フォーリー騎手・競馬ブック)

 「スタートしてしばらくしてからぶつけられてしまって、いっぺんにカーッと行きたがってしまいました。調教にも乗せてもらっていて、その感じからは折り合いは問題ないと思ったのですが、今日は他馬の影響もあって残念でした。もう少し溜められればまた違ったと思います。申し訳ありません」(シェーン・フォーリー騎手・キャロットクラブ公式HP)

 「道中ぶつけられてスイッチが入ってしまい、やや折り合いを欠いてしまいました。普段それほど行きたがるようなことはなかっただけに、あれがなければと悔やまれる結果でした。もう少し脚を溜めて行ければまた違ったはずです。この後ですが、レース中ぶつけられていますし、まず馬体にダメージがないかをよくチェックしてから考えます。状態次第ですが、場合によっては条件を替えることなども視野に入れていきます」(西村真幸調教師・キャロットクラブ公式HP)

●専門誌のレース評価

グルーヴィタイム(10着)

 「仕上がる。トライアビット。返し馬でもそうだったが、外枠で前に壁が作れなかったこともあり、掛かり気味に前へ。3角過ぎに落ち着いたが、4角手前から追い通しになり、流れ込むのがやっと。」(競馬ブック)

●気になる賞金は

 特別出走手当が39.7万円。1口で割りますと900円程度になると思われます。

●今後の展望

 他馬に擦られて掛かってしまいというのはわかりますが、それでも前週まで追い切りで終い脚が上がっていたように、早々に手応えがなくなり失速というのはいただけません。

 私の思う追い不足が露呈した形になりってしまいます。1度使われて次はその辺りは少しは解消されると思いますが、それにしても負けすぎで馬体にも成長はあまり見られず勝ち上がりすら心配になってきます。

 次が1つの試金石になりそうですね。

●最後に

 馬の状態はイマイチという認識でしたが、初戦の末脚は魅力がありましたし血統的にも同じ第2世代のハービンジャー産駒が活躍が活躍していることからも期待しているグルーヴイタイムですから、あまり見所のない競馬での10着はショックですね。

 確かに相手は前走1番人気2着馬が3頭など楽ではありませんでしたが、それでも掲示板は確保して欲しいと思っていました。

 何よりも残念なのは3歳になってもほとんど募集時から比べて馬体の成長がないことです。他馬はどんどん成長して力をつけています。いつまでもこの状態なら成長してきた他馬に敵うはずもありません。そういうことも含めて私は馬格のない馬は2歳時が勝負だと言い続けてきましたが、脚元の不安などで2歳時は結局1戦しか出来ませんでした。

 うーーーん、上手く行かないものですね。

 次は上手く道中で脚が溜まり、直線で弾けることを期待します。

 頑張れ、グルーヴイタイム!!

最後までご愛読ありがとうございました

2015年10月8日立ち上げ 12月26日、31日、2016年1月3日、7日、12日、14日、17日、20日、22日、23日、26日加筆
グルーヴィタイムの過去の特集をご覧になりたい方はこちら

2015年10月 4日 デビュー戦 2歳新馬 阪神芝1400m (5着/7番人気)

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